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男の子育児の本音(妊娠出産時のブルー)

私には、男の子育児に対してものすごくマイナスイメージがありました。
だって、自分が女なのですから、男というものが全くよくわからない。

なので、おなかの子が男の子だとわかったとき…。
泣きました。
いや、泣けてきたのです。全然意識していないのに。
検診から帰ってくる帰り道、ふっと自分の目頭がかぁーーーーっと熱くなって、ぽろぽろぉっっと涙があふれました。
自分でもびっくりです。

(そっかぁ。そんだけ、女の子が欲しかったんだなぁ、わたし)

自分の気持ちがようやく分かった…というかんじでした。
(男の子でも女の子でも、元気ならどちらでもいいワ♪)
そう頭では思っていても、気づかないうちに、自分の子が女だといいなって思っていたんですね。私。
そういえば、赤ちゃんの名前がうかんでも、全て「女性の名前」だったかもしれません。

今持っている金やプラチナのアクセサリーは自分が死んだら捨てられちゃうな…。
我が子と一緒にお買い物もいけないな…。
我が子とたわいない女性ならではのおしゃべりもできないな…。
化粧品、香水の貸し借りもできないな…。

そんなことばっかり考えました。
頭では、「性別を希望するなんておこがましい!」と思っていても、体が、心が、どうしても言うことをきいてくれませんでした。


※ここからちょっと話題を脱線して…。

男の子のみのママ。
しかも、自分の兄弟がいない。もしくは、兄か弟しかいない(姉や妹はいない)。
親しい従姉妹(女性)もいない。
といったかたに聞いてみたい。
ねぇねぇ。
ちょっと高価(でも何十万もの資産価値はない)アクセサリーは、自分の死後どうされますか? どうなっているのがベストだと思いますか?
アクセサリーって、結構思い入れがあると思うのです。
初めて夫からもらった指輪。
こつこつ溜めた、当時の思い出がつまった小さなゴールドアクセたち。
小さな宝石のついたプラチナピアス。
私が死んだら、これらはどうなるのかしらー。
時々、ふと、思い巡らせてしまうんですよ。
特に、母から譲り受けた沢山のアメジストが付いたネックレスは本当に大切なんですよね。
まだ、プラチナ台座の婚約指輪なら、息子の嫁にでも譲って「好きにリフォームとかして」といえる。
でもなぁ。
アメジスト(ちょっとアンティーク。好みが分かれる)なんてもらっても困るだけでしょうしね。
ということは、捨てられるか、二束三文で売られるか…なのかなぁ。

みなさんはこういうことは考えたことはありませんか?


それでも、「まぁ、二人目があるさ」と立ち直っていた私。
なので、二人目が男だとわかったときは、もっと泣きました。

一人目よりもひどかったですねぇ。
妊娠中、小さい女の子連れのママを見ては涙を流しました。
多分ホルモンバランスの崩れがあったのでしょうが、泣きたくて泣いてるわけじゃない。どうしても涙がこぼれてきてしまうんです。
もっとひどくなるとね。年頃の女性を見ただけで泣けました。
「あぁ。娘を産んでいたら、あんなきれいな華やかな子が家庭にいるんだぁ」
なんて思ってしまったのです。
もちろん、そういうのは”妄想”なのかもしれない。でも、実際、私の家庭は、私がいたおかげで、ものすごく華やかだったのですよね…。

今だから、こうやって書いてカミングアウトできますが、当時は、一人悶々と悩んでいましたね~。

で、実際に男の子が産まれてみると…。
いやぁ。
カワイイ。
死ぬほどカワイイ!!!!
親だから当然なんですがね~。
今も可愛くて仕方ないです。
あれほど「男はイヤだ!」と思っていましたが、やっぱり我が子は違うんですよね…。
男の子、女の子ではなく、自分の子という種類の子が生まれてきた、という感じですかね。

そしていま、男の子を授かったからこそ、こういうサイトをつくっているのだと思います!


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子離れ後のブルー

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