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育児中・子育て中の嫁姑問題~赤ちゃんに食べ物を与えるときの注意点

赤ちゃんに、食べものを与えるときの注意点

実は、嫁姑問題において、「赤ちゃんと食べ物」のトラブルは、一、二を争うほど多いと思っています。

赤ちゃんの体内に入っていく食べ物。アレルギーなどがある場合、時には「死」にも直結する食べ物。なので余計に、そこに嫁姑の意見のすれ違いトラブルが発生すると、他のトラブルに比べて、おおごとになってしまうと思うのです。

まずは、今の育児書の離乳食などのページを一読されるのが、一番の理解の早道だと思います。

「これくらいあげてもいいじゃない。おおらかにいきましょうよ。神経質だとだめよ」そうおっしゃるお姑さんのお気持ちもわかります。でも、それは、今の育児においては「おおらか」では済まされないようなこともあるわけです。
赤ちゃんへ食べ物をあげるという行為は、ダイレクトに「赤ちゃんの生命に関わること」です。だからこそ、嫁は、慎重にいこうと思っていると理解していただけるでしょうか。
「おおらかに!」も大切なのはわかります。でも、それ以上に、「慎重に」育てていくことも大事にしている嫁の気持ちをわかっていただけるとうれしいのです。

「これを飲ませたけれど、息子は虫歯にはならなかった」「これを食べさせたけれど、息子はなんともなかった」「これは、昔は当たり前だった」たしかにそうかもしれません。
でもだからといって、息子と孫の体質の違いも無視し、嫁の育児方法を一足飛びにして、「だから、孫にあげてOK!」となるわけではないですよね?

そうそう。
「赤ちゃんが欲しがっていてね。よだれをだしてお口をぱくぱくさせて、手を伸ばしていたの。だから、だめかなーと思ったけれど、●●を食べさせちゃった」とおっしゃるお姑さんもおられるかもしれません。
い えいえ、違うのです。ある月齢の赤ちゃんは、なんでも口に入れたくなります。おもちゃであろうが、消しゴムであろうが、携帯電話であろうが、何でもかんで もお口をぱくぱくさせながら手を伸ばし口に入れようとする時期があるのです。おなかがすいているからではなく、それが食べたいからではなく、「そういう時 期」なのです。
どうか、食べたそうにしてかわいそうだという理由で、大人用の食べ物を食べさせるのは遠慮してくださいませ。きっと、お姑さんが想像されている以上に、「それはいやだ」と思っている嫁は多いのです。
そしてどうか、大人ご飯を食べさせないようにしているママを横目に「かわいそうねぇ。食べたそうにしているのに」などと、ボソッとつぶやくのはやめてくださいませ。ママとしては子どものため、がんばっているのです。認めていただけるとうれしいです。

また、ほかにも気をつける点があるとすれば、

・大人が食べて柔らかくしたものを吐き出して、それを与えることはやめてください。
・大人が使ったスプーンで、赤ちゃんに食べ物をあげるのはやめてください。現在では、虫歯菌が移る原因として、検診にてかなり厳しく指導されています。
・大人が食べるものを「これくらい、昔は食べていた」と、与えることもやめてください。スルメなど与えてみたくなるのはわかりますが、NG。ビールの一滴ぐらいなどと言って、箸の先にお酒をつけて赤ちゃんになめさせて反応を見るなんてもってのほか!!

以上のことも、どうか気をつけてくださいませ。

ま た、赤ちゃんお菓子をあげたいと思われるのならば、なるべく低月齢用のお菓子(例えば孫の月齢が七ヶ月なら、五ヶ月から食べられるようなお菓子)を選んで あげると良いかと思います。そして、お菓子を与える場合、「これをあげたいのだけれど」と一声かけてくださいませ。この一言があるかないかは、本当に印象 が違います。


他の赤ちゃんと比べないでね

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